
在福岡モンゴル国名誉領事に三井所嘉彦スカイメディカルグループ代表が任命されたことをお披露目する就任式・祝賀会が5月30日夕、福岡市のONE FUKUOKA HOTELで開かれた。モンゴル政府関係者や日本の政治、行政、経済、医療など各分野から130人余りが集い、名誉領事の就任を盛大に祝った。
就任式では、モンゴルと日本それぞれの国歌斉唱に続き、駐日モンゴル国のバヤルサイハン全権特命大使が三井所名誉領事に任命書と、手続きなどに使用する印鑑を手渡した。バヤルサイハン大使は三井所名誉領事への信頼を示すとともに「昔からモンゴルと関係の深い九州は経済、医療、教育などの分野で一層交流を深める可能性がある」と述べ、今後の活動に強い期待感を表明した。すでに3月15日付で就任している三井所名誉領事は、約5年前にエルデブオチル在大阪モンゴル国総領事(当時)に出会ったことからモンゴルとの関わりが始まったエピソードを紹介。名誉領事の使命として①九州沖縄在住のモンゴル人の権益保護②モンゴルと九州との文化学術の交流③経済交流の推進‐の三つを挙げ「あらためて任務の重さを感じている。誠心誠意、務めて参ります」と決意を述べた。
祝賀会は、加地良光小郡市長による乾杯の音頭でスタート。モンゴルの伝統楽器である馬頭琴の優しい音色が会場に広がった。演奏は、長崎県松浦市鷹島のモンゴル公園で4月末に開館した九州馬頭琴文化館のドラン代表が率いる楽団が担った。
モンゴル側から3人、日本側から2人が祝辞を述べた。モンゴルから駆け付けたウーリーントヤ国会議員、アマルトゥビシン外務副大臣、エルデブオチル全権特命大使はそれぞれの立場からモンゴルと日本の友好交流の大切さを強調し、三井所名誉領事の活躍を祈った。鳩山二郎衆院議員は20年に及ぶ名誉領事との親交を紹介し、人柄の良さを讃えた。上田哲子副知事は福岡県とモンゴルの関わりが歴史的に深いことを示し、人の交流が今後拡大することを願った。また、茂木敏充外務大臣、長島昭久日本モンゴル友好議員連盟会長からビデオレターが届き、会場の大型スクリーンに映し出された。祝電も高市早苗首相などから多数届けられた。
出席者は、九州沖縄・モンゴル友好協会会員、徳島など各地のモンゴル国名誉領事、九州各県や松浦市など自治体の国際交流担当者など行政分野、九州経済連合会や久留米商工会議所の幹部ら経済分野、名誉領事が代表を務めるスカイメディカルグループとつながりの深い医療機関や医薬品会社、金融機関など多方面に及んだ。モンゴル側からは、駐日モンゴル大使館や在大阪総領事館などから職員も加わった。
後半は弦楽四重奏に加え、三井所名誉領事自らサックスを吹きモンゴルの名曲「ウランバートルの夜」を披露した。
名誉領事の前任アルタンイルデン氏にモンゴル政府から北極星勲章が贈られ、バヤルサイハン大使が授賞した。
名誉領事の就任とともに開館した在福岡モンゴル国名誉領事館の加藤勝哉最高顧問が閉会の辞を述べた後、全員の記念撮影を行った。



